これだけは知っておきたいフリー雀荘のシステム
「ゲーム代さえなければ浮いてるのに。」
といった声を聞きます。
でもね、フリー麻雀でお金を儲けることを考えた場合、ゲーム代も含めて考えないと意味が無いですよね?
競馬を考えてみてください。
競馬って場所代払っていないように見えますが、払い戻しは常に25%引かれています。
(これって実にうまい場所代の取り方ですよね。雀荘にも応用できませんかね?)
競馬で、「テラ銭(場所代)がなければなー」なんて言ってる人はいませんよね?
同様に麻雀でお金のことを考えた場合に、必ず場代も含めて考えなければなりません。
この場所代を「控除率」といいます。
また、控除率の逆を「還元率」といいます。
「還元率」とは、「賭け金に対し、手元に戻ってくる金額の平均(%)」です。
「控除率」とは、「賭け金に対し、胴元側が取る金額の平均(%)」です。
ギャンブルをする人は必ず覚えておかなければならない言葉です。
還元率80%といえば、「10000円賭ければ平均して8000円戻ってくる」ことをいいます。
このとき控除率は20%になります。(10000円賭ければ平均して2000円胴元に取られる)
還元率+控除率は必ず100%になります。
競馬などの公営ギャンブルでは控除率は25%です。
宝くじはなんと50%です。
じゃあ麻雀は?
麻雀の控除率は計算が複雑で、ゲーム代、ウマ、オカ、祝儀、トップ賞などによって変わってきますので、正確な数字は出せません。
仮に
1000点50円
ウマが500円-1000円
25000点持ち30000点返し
トップ賞無し
祝儀無し
ゲーム代400円
という条件で算出したとすると、約20%の控除率になります。
ちなみにピンの1000円-3000円、ゲーム代500円でも15%を超えます。
「何だ。競馬より安いじゃん」
と思ったあなた。
日本の公営ギャンブルは異常なんですよ。
世界的に見ても、とんでもないぼったくりのギャンブルなんです。
宝くじなんて50%ですよ。
それでもその高額の当選金に目がくらみ、みなお金をどぶに捨てているんですね。
麻雀の15~20%という控除率は非常に高い数字です。
もしカジノにこういった麻雀があったら見向きもされません。
海外のプロギャンブラーは非常にシビアで、できるだけ控除率の低いブラックジャック(4~-2%)やバカラ(約1%)をメインゲームに選びます。
あなたがフリー雀荘で働く前に知っておかなければならない(働かなくても知らなきゃだめ)こと。
それは
「現在のフリー麻雀のシステムでお金を儲けることはかなり難しい」
ということです。
それでも、フリーで儲けようとするならば、いかにゲーム代の割合が安い店に行くか、ということになります。
それに当てはまるのは、一般的には「ピンの東風戦」ということになります。
10%を切る控除率です。
ただし、ローリスクハイリターンなんてギャンブルはこの世にありません。
レートを上げればリスクも上がることを覚えて置いてください。
私は、麻雀が対人ゲームである以上、高額のお金を賭けて楽しむものではないと思っています。
機械相手なら別にいいんですが、対人だとどうしてもトラブルが起こりやすい。
その優れたゲーム性を楽しむのが「麻雀」というゲームだと思います。
ですから賭けなくても十分楽しめます。
ですが残念ながらノーレートの雀荘はほとんどないし、誰もやりたがらないのが実情です。
仕方がないので低レートで、ローリスクローリターンで、楽しく遊びましょう。
もちろんギャンブルのスリルを味わいたいという方は高レートで遊んでください。
全てのギャンブルは胴元が勝つ様にできています。
長期的に見れば必ず胴元が勝つようなシステムになっています。
麻雀で言えば一番勝っているのは誰か・・・おわかりですよね。
参考書を挙げておきます。
麻雀だけでなく、ギャンブルをする人、必読です。
麻雀で欠かすことのできない話題、「ツキ」や「流れ」についても書かれています。
この文章を書くにあたって参考にさせていただきました。
(以下、2007年11月1日追記)
こちらもぜひともご覧ください!
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コメント
はじめまして。シリウスと申します。
麻雀好きのカジノプレイヤーです。
控除率の計算が間違っているのでご指摘させていただきたいと思います。
先の記事ではゲーム代を適切に1卓4人分を1,600円と計上しているにもかかわらず、この記事で一人分にしているのがまずいです。
50円の店であればワントップ3,000円に対して1,600円。53%になります。ピンの店であってもトップ6,000円と場代2,400円であれば40%の控除率です。10%以下、パチンコ以下というのはとんでもない話です。もっとも麻雀の方がだらだらと遊べるので単純に比較する意味はないですが。
ブログは非常に興味をもって読ませていただきました。面白かったです。よろしければ相互リンクをお願いできませんか?こちらからは既にリンクを張らせていただきました。
投稿者: シリウス | 2006年10月13日 16:07
>シリウスさん
トップ者が全員のゲーム代を払うわけではないので、ワントップ+3000円だとすると、自分のゲーム代400円÷勝ち分3000円で控除率13%になると思います。
実際にはワントップ3000円もないと思いますので、記事の通り、約20%になると思います。
計算方法は以下のサイトを参考にさせていただきました。
http://secretariat.cocolog-nifty.com/smartbet/2004/08/post_7.html
ピンの東風戦ならば、ゲーム代が300円からありますので、10%切ると思います。
まあ私も正式な計算方法はわかりませんので、どなたか教えていただけると助かります。
チップやトップ賞などを絡めるとどうしたらよいのやら。
相互リンクしていただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿者: taroo | 2006年10月14日 02:37
「ツキの法則」。
これは私も愛読書としている所です。
凡百のツキや流れを語る麻雀戦術書など歯牙にもかけない、中途半端なデジタル麻雀戦術書より余程参考になる書だと思っています。
どんなギャンブルにせよ、期待値が100%未満のギャンブルは、長く続ければ必ず負けるもの。
ギャンブラーは「俺だけ特別!」という意識が強いですが(私含め)、思い込みだけで勝てるほど「大数の法則」は甘いもんじゃない、という現実を知ることができましたw
対人戦である麻雀やブラックジャックは、腕によっては期待値100%を越えることも可能。
可能は可能ですが、相当の腕が無いと勝ちきれないのが現実ですね。
少なくとも点5でトータル勝つことは神業でしょう。
ピン雀にてこの「可能性」に賭けているのが私の現状ですがw
投稿者: かにマジン | 2006年10月14日 15:00
>かにマジンさん
かにマジンさんも大絶賛の「ツキの法則」
読んでない方は本当に読んだほうがいいですよ(笑)
気づきがいっぱいです。
確かに技術面が大きく左右する、麻雀やポーカー、そしてカウンティングが有効な場合のブラックジャックは期待値100%以上(控除率がマイナス)が可能です。
記事で書いた麻雀の控除率は、あくまで「全ての着順を均等にとった場合」を計算していますから。
実際点五の麻雀でも、ゲーム代払ってトータルプラスになれば、期待値が100%を超えていることになります。
私の周りにも何人か心当たりがあります。
でもきちんとデータとして残っているかわからないので確証は無いですが。
ピン雀ならば期待値100%を超えることは点五よりも可能性がありますね。
まあお金儲けだけを考えるなら、途方も無い努力をしてトータルプラスを実現するよりは、もっと条件の良いギャンブルを探したほうが効率が良いですがね。
あるトッププロのフリー雀荘の収支が「麻雀随筆」というメルマガに掲載してありました。
http://blog.mag2.com/m/log/0000117339/107024098?page=1
確か最高位戦のMプロは、自分の過去の麻雀の全ての成績のデータを持っているそうです。
たぶんこのデータも彼のものではないかと思います。
このデータを見ると、点五もピンもトータルプラスです。
点五では2970ゲームで42000円浮き。
ピンでも1965ゲームで737000円浮きです。
この回数でこの成績は素晴らしいです。凄すぎます。
しかし、逆に言えば、トッププロでもこの程度しか勝てないのが、現状のフリー麻雀です。
こんな効率の悪さでどうやって生きていけと。
投稿者: taroo | 2006年10月14日 21:07
はじめまして、桃屋枡右衛門と申します。
私なりの控除率の計算を書かせていただきます。
0.5の500-1000の場合、仮に残り点数が3着2万点、4着1万点とします。3着の支払いが1000円、4着の
支払いが2000円、それに全員のゲーム代が1600円で場に集まったお金は全部で4600円、控除される金額は1600円なので1600/4600=約35%になります。
いかがでしょうか?
投稿者: 桃屋枡右衛門 | 2006年10月23日 09:15
>桃屋枡右衛門さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
実際に卓上で動く金額を元に控除率を計算したわけですね。
ウマの分は計算に含まれていますが、オカの分も含めてはいかがでしょう?
つまり、一般的な25000点持ちの30000点返しであれば、4人がそれぞれ5000点づつ出してからゲームがスタートすると考えます。
そしてトップ者が5000×4=20000点分のトップ賞「オカ」を手に入れることが出来ます。
20000点=1000円ですので、1600/(4600円+1000円)=約29%となります。
いかがでしょうか?
投稿者: taroo | 2006年10月26日 14:02
こんにちは、桃屋です。「キョロキョロしすぎるな」たいへん為になりました。ありがとうございます。
さて控除率の続きですが、前の書き込みはオカの分も含めての計算です。説明不足ですいません。
それと間違いもありましたので修正させていただきます。
まず基本的な考えは、競馬で2500円づつ4レース買って合計10000円的中のうち2500円控除されて7500円の払い戻しの控除率 7500/10000=75%です。
レートは0.5の500-1000、25000持ちの30000返しでゲーム代は400円とします。
仮に各着順の持ち点を1着40000点、2着30000点、3着20000点、4着10000点とします。
各着順の支払い(もらい)はこのようになります。
4着 △20=1000+ウマ1000+G400=△2400
3着 △10=500+ウマ500+G400=△1400
2着0=0+ウマ500-400=100
1着10=500+オカ20=1000+ウマ1000-G400=△2100
4ゲームやって各着順を1回づつ出した場合、支払いの合計は3,4着の3800円、もらいの合計は1,2着の2200円なので控除される金額は
1600円、よって控除率は1600/3800=約42%です。
投稿者: 桃屋枡右衛門 | 2006年10月27日 14:23
>桃屋枡右衛門
なるほど。
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。
それにしても42%という数字はとてつもなく高いですね。
そりゃ勝てません(笑)
一般的に20%台と言われる麻雀の控除率からかけ離れた結果になりましたが、この理由はなぜでしょうかね?
私はもう頭が痛くなってきました(笑)
控除率の計算方法、いろいろな方法が出てきましたね。
みなさんも他にも計算方法がありましたらどんどんコメント書いてくださいね。
投稿者: taroo | 2006年10月27日 16:29
初めまして。
ネット麻雀では過去のゲーム数や勝率、平均順位がレーティングされているんでそのデータを元に控除率を計算すれば楽しそうですね。
計算方法はわかりませんが(x_x;)
投稿者: アドリブ王子 | 2007年01月18日 22:23
>アドリブ王子さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
過去の順位がわかれば、個人個人の控除率は計算できると思います。
こちらにアップしましたので良かったら見てみてください。
フリー雀荘でも、ネット麻雀のような詳細なデータが取れるようになると面白いですよね。
データを取って検証することは麻雀力をアップさせるのに重要な役割を果たしますから。
投稿者: taroo | 2007年01月20日 04:53
はじめまして。自称ロックンロール・ギャンブラーのあきらといいます。
昔から麻雀を含むギャンブル全般が好きで、今は退職しましたが前職はパチンコ店にて店長職をしておりました。
1ヶ月ほど前より、封印していた雀荘通いが再発しました(笑)。
カジノは平均すると2%弱、日本の公営レース系ギャンブルは25%、宝くじは50%強、パチンコに至っては不明ですが80%とも言われている事は以前から知っていました。それで、雀荘の「控除率」が気になって気になって、こちらに辿り着く切欠になったわけです。
数字に滅法弱い僕なりに計算して「10~20%くらいかなぁ」と思ってたけど、なるほど・・・、滅茶苦茶複雑な計算ですね。でも一体どれが本当なんでしょうか?ま、通い続けてトータルで「なかなか勝てない」のが当たり前ってのは判りきってましたが。
ちなみに'07年11月度の成績をつけてみたら、ゲーム代を差し引けば辛勝しておりましたが、ゲーム代込みで算出すると約13万のマイナスでした・・・。そのほとんどがゲーム代ということです。
投稿者: あきら | 2007年12月02日 03:41
>あきらさん
はじめまして。
こちらの記事も是非読んでください
「麻雀には控除率の概念がない!?」
ゲーム代は最強です(笑)
投稿者: taroo | 2007年12月02日 14:28