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本走より難しい!!代走の打ち方 5つの基本ルール

メンバーになってから、はじめて打つ麻雀は代走であることが多いと思います。

メンバーはどのように代走するべきなのでしょうか?



もしお客様から指示があればその通りに打ちます。

何も言われなかった場合、メンバーの判断で自由に打ちます。

もしくはお店の代走に関するルールに従って打つことになります。



ちなみに私の店では、代走のルールはありませんし、

「代走はリーチもかけますし、鳴きますし、出あがりもします」

という張り紙があります。

ですからみな自由に打っています。



ですが、やはり暗黙の了解として基本的には以下の5つのルールで代走してほしいです。



1.ポン、チー、カン(暗カン除く)はしない

2.リーチをかけない

3.できればロンあがりしない

4.ツモあがりはする

5.放銃しないことを最優先にして打つ



基本的な代走の5つのルールです。

もちろん、あくまで基本であって、臨機応変に対応すべき場合もあります。



代走する上で大事なことは、


お客様が席を離れている間は、卓上で何が起きているかお客様は知らない


ということです。

その場にいないわけですから、あたりまえのことですが、非常に大切なことですから覚えておいてください。

以下それを前提として代走の5つのルールを解説していきます。



1.ポン、チー、カン(暗カン除く)はしない


仕掛けることは手牌を短くするため、放銃のリスクを高めることになります。

また、面前を崩すことを極端に嫌うお客様は結構います。(特に面前祝儀のみのルール)

さらに仕掛けることは大抵打点を下げますしね。


しつこいですが、代走の間はお客様は卓上で何が起こっているか知る由もありません。

ですから2枚目の役牌を鳴かなかったとしても、「2枚目出た直後重なったんですよ。」
と言えば済みます。

役牌ドラでも鳴きません。ダブ東ダブ南でも鳴きません。

ただし、お客様が局の途中で代走を頼まれた時、つまり手牌を確認している場合、仕掛ける場合もあるでしょう。



2.リーチをかけない


代走ではリーチをかけません。

なぜなら放銃するリスクが高くなるからです。

あがることによって放銃するリスクを回避するっていう考えもありますが、基本的に代走はおとなしくしているべきでしょう。

たとえ役無しでも最終形でもリーチはかけません。


例えば、東1局北家5順目、役無しドラ3の5面待ちリーチをかけました。

同順親から追っかけられました。

一発で放銃してメンタンピン三色で18000でした。

次の局、お客様が帰ってきました。

なんて説明します?

「いやー実はドラ3の五面待ちが・・・」

お客さんはあなたの手牌を見ていないわけです。

見えているのは残り7000点という結果のみです。

お客様を納得させる説明がはたしてできるでしょうか?


麻雀に100%はありませんから、どんな多面張でも薄い待ちに負けることはあります。

そのリスクをあえて犯すことはないでしょう。


もし役無しダマテンをしていて、お客様が戻ってきて「なんでリーチかけないんだ」って言われたら?

「今テンパイしました」、と言えばいいでしょう。

お客様は見ていないから、まさか5順前からテンパっていたなんて思いもよらないでしょうね。



3.できればロンあがりしない


代走では、できれば大物手をあがりたくないものです。

2,3局の長い代走で満貫やハネ満を連続して出あがって、他のお客様のやる気をそぐ必要は全くありませんよね?

じゃあ1000点ならいいのか?

たとえ1000点であっても、場合によっては出あがりしません。

もしかしたら当たり牌を出したお客様に勝負手が入っているかもしれません。

そのチャンスを潰してお客様に悔しい思いをさせる必要はまったくありませんよね?

できれば成就させてあげたいものです。


先ほども言いましたが、代走を頼んだお客様はその場にいないので、途中経過はわかりません。戻ってきたときの状況しかわかりません。

見逃したことは絶対にわかりません。


例外的に、ロン上がりする場合もあります。

それは自分が放銃する可能性が高いときです。

代走での最優先事項は放銃しないことですから。

放銃するよりは出上がりしたほうが良いでしょう。


代走の時の一番の理想の結果は、流局と横移動(他のお客様同士の点棒のやり取り)ですね。

代走を頼まれたお客様の点棒が減らないことが一番です。



4.ツモあがりはする


ロンあがりはだめでもツモあがりはOKです。

ツモ上がりを拒否すると当然フリテンとなります。

そのフリテンを解消するのに最低でも1順かかります。

下手したらフリテン牌しかツモってこないことも・・・

そんなことしてるうちにお客さんが帰ってきちゃった・・・

お客様「なにこれ?なんでフリテンしてんの?」

メンバー「いやー、失敗しました・・・ごめんなさい。」

ってなったら気まずいですよね。


それに対しロン上がりを見逃したなら、自分の切り番でご案内すれば大丈夫です。

見逃した順目で帰ってきそうだったら、全力で(笑)自分のツモ番までまわします。

ようするに今テンパイしたと思わせるのです。


そしてここが重要なんですが、

同卓者のお客様に見逃したことを気付かれないように小手返しをしたり、牌をごちゃごちゃ入れ替えたりします。

なぜかといいますと、戻ってきたらお客様は聴牌を確認してリーチをかけることが多いでしょう。

リーチをかけないにしても、次の順目で最初に切った人とは別の人から当たった場合、非常に都合が悪いです。

要するにツモ切りが明らかになってしまうと、前順に切った牌が安牌であると錯覚して切ってしまうお客様からあがることになってしまいます。

「何であいつからダマであたらないで俺から当たるんだよ?」

って思われてしまいます。これは避けたい。

そのための小手返しです。

本来小手返しはメンバーはしてはいけない行為ですが、私はこういう状況ならむしろ、しなければならない技だと思っています。



5.放銃しないことを最優先にする。


代走はあがることよりも放銃を避けることに全力を注ぎます。

もしあなたが放銃してしまうと次の局に進みます。

何度も言いますが、代走を頼んだお客様は前局の途中経過は知る由もありません。

戻ってきたお客様が知らされるのは、点棒が減っているという事実のみ。

仮にあなたがテンパイだったとしてもそのことはお客様は知りません。

だから全力で放銃を回避します。

相手のリーチには絶対無理しません。


でもね、どうしても放銃してしまうこともあります。

そのときはひたすら平謝り。それしかないです。




以上代走の5つの基本ルールを書きました。



このような代走の仕方にはかなり反論があると思います。


お客様に対して失礼じゃないか?


確かにそう思います。

私がここに書かなければ、多くのお客様は知らないで済んだでしょう。


でもね。

代走の難しさをお客様にもわかってほしいんであえて公開しました。

100%放銃無しの完璧な代走なんて不可能ですから。


実は、僕も、上でさんざん制約を書いておきながら、代走はメンバー個々の力量に任せて自由に打たせるべきだと思います。

お客様が代走に対してもっと理解があれば、代走におけるトラブルもなくなるんですけどね。


もちろん代走の厳しさを理解してくださるお客様もたくさんいて、代走がいるときはリーチかけないってかたもいらっしゃいますし、私も何度も当たり牌を見逃していただいたことがあります。

でも逆にそこまでしていただくと、こちらも申し訳なくなってしまうんですよね。




というわけで、私の理想とする雀荘ならばお客様にこのようなメッセージを伝えます。



「代走は極力頼まないでください。

どうしても代走を頼まれるときは、我々メンバーも全力を尽くしますが、

特に指示がない限り、個人の判断で自由に打たせていただきます。

ただしメンバーの雀力には個人差がありますので、代走によって被った損失は

いかなる場合でもお客様の負担とさせていただきますのでご了承ください。」



もちろんメンバーは自由に打つことができます。

お客様は代走を頼むメンバーを指名できます。

信頼して指名してくれたお客様のために、メンバーは全力で最善の手を尽くす。

お客様ももちろん代走の難しさは皆理解していらっしゃるので、仮に悪い結果が出ても文句は言いません。

もし良い結果だった場合はチップをくれたりしてね。



いかがでしょうか?

決して実現不可能ではないと思いますけどね。

もし「もっといい方法があるぞ」って方はぜひ教えてください!

コメント待ってまーす。




かなり長くなってしまいましたが、それだけ代走に関することは書くことが多く、それだけ重要だということです。

というわけで続きは明日・・・



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コメント

おひさしぶりです。(ここに書き込んでいいのかな?)
先日リーチ代走に入りました。
結果追っかけリーチが入りマンガン
の一枚放銃。
で、8000点は払ったんだけど
一枚はお客さんが戻ってきた時に
「8000の一枚放銃しました。点棒は払いましたがチップはまだ渡していないので、渡して頂けますか?」
てな感じで後で直接払ってもらおうと思い、「お客さんが戻りましたら一枚お渡しします」って言ったんだけど、
どうもそのお客さんは納得いかなく、「いいから早く払え」てな感じです。
僕はあまりお客さんがいないところでお金に触れてトラブルになったら困ると思い、そうしたつもりですが、意味のない対応でしょうか?
ちなみにウチの店長やマネージャーは全くそういうマニュアルに無関心で、代走のマニュアルや本走のマニュアルも曖昧です。(その割には雑用内容のマニュアルは多いww)
意見を聞かせて頂ければ幸いです。
また、何か良い提案はございませんか?

>新米メンバーさん

代走で放銃した時に、お客様のかごからチップを払うべきかどうか、ということですね。
私は、その場で代わりに払ってしまいます。それも代走の仕事に入ると思っています。
新米メンバーさんのように”お客様が帰ってきたら払っていただく”という雀荘でも働いたことがありますよ。
勝手に払うのは失礼だと思う人もいるのでしょうが、ほとんどの人は気にしない上に、信頼していただいているので問題ないと思っています。(実際トラブルになったことがないですね)
雀荘の決めによるのではないでしょうか?

どちらにせよ、統一した対応を取るべきで、マニュアルに書いた方が良いでしょうね。
まぁ、本走や代走に関するマニュアルを作ろうとすると、いろんなケースがあって、面倒で曖昧になってしまうのかもしれませんが、”こういう事例があった”そして”こういう対処をした”ということを全員が閲覧するノートなりに書くだけでも違う気がします。
で、メンバーに意見を求めたり。事例がたくさん集まれば、それはもうマニュアルみたいなもんですよ。

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