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最新記事【2006年10月04日】

「何でそんな牌切るかな~」

「それ切るのだけは絶対無いよ。」


打牌批判、アガリ批判はフリー雀荘のマナーで禁止されています。


でもセットでは良く聞こえてくる会話ですよね。

フリーでも、軽い感じで疑問を投げかける人は結構いますね。


打牌批判をすることは、とても勇気のいることなんですよ。


だって、どうしてその牌を切ったのか、打ち手に理由を聞かないことには、
その打牌が正しいかどうか判断できないじゃないですか?

切る牌を選ぶための考えと打牌が矛盾しているようだったら、それは大いに責めて良し。

そこで初めて打牌批判するべきでしょう。


例えば、今週の近代麻雀(11月1日号)の巻頭カラーの東京六大学の記事。

大会参加者アンケートの「何を切る」にこんな問題があります。


南1局 北家 23000点 11順目 ドラ八筒

三萬三萬四萬三筒四筒六筒八筒二索二索四索五索六索六索 ツモ七筒


あなたは何を切りますか?


ここには、

三萬切り(手役重視派)…スピードは若干劣るものの345の三色が狙える打牌

六索切り(スピード派)…遊び牌がなく、もっともテンパイチャンスが広い打牌

とあります。


この三萬切りの解説はおかしくないですか?

ここから345の三色にするのは五萬五筒三索が必要なわけです。

でも先に五萬五筒を引いたら即リーチでしょ?

先に三索引いた場合だけ、345か234が狙えなくもないですけどね。


三萬四萬三筒四筒六筒七筒八筒二索三索四索五索六索六索


でもここでは234のケースも書いていない。

まあ結局メンタンピンドラ1であがりそうですけど。


それに六索切っても345の三色は狙えるんですよ。


三萬三萬四萬三筒四筒六筒七筒八筒二索二索四索五索六索


二萬三萬五萬二筒五筒二索ツモなら即リーチ。


三索ツモなら打六索で次に五筒五萬引きで345の三色になります。


三萬三萬四萬三筒四筒六筒七筒八筒二索二索三索四索五索


四萬で索子の三面待ちを残すのもありでしょう。


三萬三萬三筒四筒六筒七筒八筒二索三索四索五索六索六索



でもやっぱりこの手の本手はメンタンピンドラ1であり、三色はおまけにしか過ぎないと思いますね。

もちろん二索三萬ツモのフォローも入れて、目いっぱい構えますよ。


この条件しか提示されないのであれば、あえて三色を狙う必要もないですよね?

トップが何点か書いてないし。

しかも11順目ですよ。

三萬切ってる暇があるのでしょうか?


こんなもん問題になっていません。

というか別に問題にしてもいいんですが、三萬切りの解説だけは直してください。

とりあえずこの記事は誤植であることを祈ります(笑)


もしこれが実戦で、

「何で三萬切ったの?」

「345の三色が狙えるからです。」

と言われたら、上記の理由で、猛烈に打牌批判します。

もっと違う理由だったら全然構いませんけどね。



私は、「切った人の意見、考えも聞かずに打牌批判をすることほど恥ずかしい行為はない」と思っています。

その打ち手には、あなたには見えていないものが見えているのかもしれませんよ?

うかつに批判すると、あなたの底の浅さ、視野の狭さ、知識の無さを露呈することになり、なめられますよ?

どんな勝負事でも相手になめられたら勝ちにくいですよ。



だから私は必要なこと以外はしゃべらないです。

視野が狭いのばれるから(笑)


自分の考えだけが正しいと思い、それを押し付けようとする。

しかも大勢の前やネット上で批判するのはどうなんでしょうかね?


そんな私もこのブログでいろいろ書くことにより、あえて恥をかきにいっています。

こうやって頭の中を積極的に書き出すことによって、自分の考えを再確認している意味もあります。

ですから、皆さんがんがん批判してくださって結構ですよ(笑)



また、ある一部分だけきりとって、
「ああ、こいつはへたくそだな」と思わない方がいい
と思いますけどね。


例えば、あなたがホールにいます。

本走中のメンバーの後ろを通りがかったら、おかしな打牌選択をしていました。

それを見たあなたは、

「こいつはへたくそだな。」

「こいつは俺より格下だな。」

と思いますか?


もしかしたら、今日その人はものすごく体調がわるいのかもしれない(体調整えるのも仕事、能力ですが)

もしかしたら、その人はあなたには見えないものが見えているのかもしれない。



羽生だってイチローだってミスをするわけだ。


誰の目にも明らかな詰みを見逃した。

とんでもないタイムリーエラーをした。


その一瞬だけを見たら、羽生もイチローも凡人かもしれない。

でも彼らは、ものすごく実績のあるスーパースターです。

そんな彼らを、たった一つのミスで批判する人はいないでしょう?

長い目で見れば、ミスの一つや二つあるんですよ。

100%はまず不可能です。


それを、たまたま見た一回のミスで、その人の実力を評価する。

これほど恥ずかしい行為は無いと思いませんか?




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