とつげき東北さんの公開対局に行ってきました。
市川裕樹 「ほとんどが無駄な数式で、書いてあることは強い人なら誰もが実践している基本的なこと。しかもクイタンが無いって条件でやっているデータだからまったく役にたたない。」
~とつげき東北「超・入門 科学する麻雀」より
この言葉が全ての始まりだった。
10月27日、ネット麻雀のカリスマ・とつげき東北さんの公開対局が高円寺「ミスチョイスQ」で行われました。
(詳細:とつげき東北HP、日本プロ麻雀協会HP)
今日はその観戦レポートをお届けします。
対局は2半荘行われ、その後、検証・感想戦が行われました。
☆ルール
一発、裏ドラ有り。
ウマがトップ者から+30p、+10p、-10p、-30p。
3万点持ちの3万点返しで、オカは無し。テンパイ連荘。
赤牌、箱割れ終了、途中流局、オーラスの親の和了止めは無し。
☆システム
半荘二回戦のトータルで優勝者を決定。
全員が最後まで優勝を目指します。
☆対局選手(五十音順)
・市川裕樹(日本プロ麻雀協会)
三期連続ストレート昇級中の協会期待の若武者。
仕掛けを交えた手数の多さが売り。新感覚の和了を創造する打ち手。
・鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)
プロ麻雀界屈指のタイトルコレクター。
獲得タイトルは最強位、優駿位、愛翔位、BIG1カップ、日本無双位。
緻密な読みと場況を重視した打牌に定評有り。
・とつげき東北
「科学する麻雀」の著者。
言わずと知れたネット麻雀界のカリスマ。
その卓越した理論で多くの麻雀ファンのハートをつかんでやまない。
・吉田光太(日本プロ麻雀協会)
ストリートファイトを得意とする協会のエース。
その真摯かつストイックな姿勢は多くの打ち手の共感を集めている。
獲得タイトルはオータムチャレンジカップ、野口恭一郎賞。
精度の高い攻撃力を武器とする。
(会場で配布されたパンフレットより)
私は特に誰のファンというわけではありません。
とつげき東北さんの本は持っていますし、メルマガでおすすめ戦術書として紹介しています。
吉田光太さんのブログはいつも楽しみに読んでいます。
鈴木たろうさんの噂はかねがね聞いております。まぢで強いって。
市川さんは・・・イケメンであるということは知っておりました(笑)
みなさんを生で見るのは初めてです。
というわけで、別にとつ派でもプロ派でもないのであしからず(笑)
あなたにありのままをお伝えします。
ただし一番の興味あったのは「とつげき東北さんがどんな麻雀を打つのか?」ということです。
私は11時45分頃に会場に着いたのですが、スタッフも含めてすでに30人くらいいました。
観戦者はマックス50~60人位いたと思います。
とつげき東北さんを生で見た印象。
「意外とちっちゃいなー」
私の中ですらりとした長身でさわやかなイメージだったので。
12時15分対局開始。
整理牌譜は後日メールで送られてきますので、私のメモを頼りに振り返っていきます。
正確ではないところもございますのでご了承くださいませ。
(字が汚すぎて読めなかったりw)
どうぞ間違いはご指摘ください。
また、牌譜が届いたら修正いたします。
私はずっととつげきさんの後ろで観戦しておりましたので、とつげきさんの手牌が中心のメモになっております。
1半荘目
東1局
東家 とつげき東北
南家 市川
西家 吉田
北家 鈴木
の並びで対局開始。
正直この東1局を見ただけで、優勝者が大体わかってしまいました。
「こりゃ吉田プロか鈴木プロが勝つな」と。
とつげき東北さんの緊張ぶりはこちらが心配になってしまうほど。
かなり手が震えていました。
市川プロも若干緊張していたようで、打牌にも乱れがありました。
それに比べて、吉田プロと鈴木プロの落ち着きっぷり!
吉田プロは独特の「横向き」
鈴木プロのどっしりとした姿勢。
2人とも一本の芯が入っているかのよう。
打牌にも全く乱れがありません。
経験値があまりにも違うな、という感じです。
ドラクエで例えるとスラ(略)
とつげきさんの手つきを見ると、ほとんどリアル麻雀の経験が無いんじゃないかと。
牌さばきも拙いし、両手を使うこともありますし、テレビ対局でもないのにツモ牌を手牌の上に乗せますし。
そして何より長考が多い。
(可能な限り「科学する麻雀」に忠実に打とうと心がけたからだそうですが)
まぁあれだけのギャラリーがいて、いつもどおり打てというほうが難しいでしょう。
私だって自信ないです。
しかしですね。
最近は麻雀を打っていないそうですが、それらを差し引いてもリアル麻雀の経験値に疑問符がつきます。
そして、それが「本当にネットでも強いのか?」という疑問を持ってしまうくらいです。
鈴木プロがカン
の123三色のリーチを打ち、流局。
東2局
鈴木プロが14巡目にリーチ。
とつげきさんも同巡テンパイ。
現物の
を切っての![]()
。
細かい牌姿は忘れましたが三暗刻が出来てるのでダマで3200です。(一応一手かわり四暗刻)
鈴木プロの捨て牌に
があります。
これを(かなり長考して)追っかけリーチ。
結果は鈴木プロが一発ツモで1000-2000(リーチ一発ツモ)。
この局は後で検証されました。
鈴木プロのリーチの理由。
とつげきさんのリーチの理由。
鈴木プロの説明は場況を踏まえた理由でとても明確でした。
とつげきさんは場況は一切無視で単純に点数が倍になる(3200→6400)から、という理由。
2人とも「らしい」解説だったと思います。
基本的に検証タイムは鈴木プロと吉田プロが中心となって進められていきました。
やはりきちんとした自分の考えを持っています。
それが正しい、正しくないは置いておいて、それがあるから積極的に発言できると思うのです。
それに対してとつげきさんはどこか自信がなさそう。
私はとつげきさんにはもっと積極的に自分の考えを発言していただきたかったですね。
プロに振られない限り、自分から発言することはほぼ無かったですから。
それが一番残念です。
HPや本のようなとつげき節が聞きたかったのですが。
東3局
親の吉田プロがリーチ。
市川プロはピンズのホンイツ模様。
市川プロは親リーチにドラの
をノータイムツモ切りするなど、ゼンツ!
それに対してとつげきさん。
(かなりかなり長考して)![]()
で追いかけリーチ。
これ結構選択肢が色々あって面白そうなんですけどね。
何切るか?リーチかけるか?オリるか?
興味深く見てました。
テンパイとるなら
と
のバッタで受けるか、![]()
か。
が吉田プロの現物で一枚枯れ。
![]()
は五枚見えてます。
実はこの局はとつげきさんに質問(押し引き判断やリーチ判断を)したかったのですが、わたくしシャイなので聞けず(笑)
詳しくは整理牌譜が手に入ってから見てみます。
結果はとつげきさんのリーチ一発目のツモ
が吉田プロの![]()
![]()
に当たり、3900(リーチドラ1)
東3局1本場
親の吉田プロ9巡目リーチ
市川→吉田 7700は8000(リーチ一発タンヤオ)
東3局2本場
とつげきさん7巡目先制リーチ(
と
のバッタ)
鈴木プロ9巡目リーチ(![]()
)
とつげき→鈴木 5200は5800(リーチ三色)
東4局
ドラ![]()
とつげきさん2巡目にテンパイカン![]()
細かい牌姿は忘れましたがマンズが![]()
![]()
![]()
![]()
でドラ表示牌の
が浮いてたんだっけ?
すみません忘れましたが、とにかく即リーチはせず。
テンパイ取らずで打![]()
で、4巡目カン
でリーチ。
鈴木プロが追いかけリーチも、とつげきさんがツモ。1000-2000(リーチツモドラ1)
私は良く聞こえなかったのですが、とつげきさんは1300-2600と申告した模様。
(本人も誤申告認めてます)
ちなみにネット麻雀の強者で点数計算が出来ない人はまずいないでしょう。
(いくら自動で計算してくれるとはいえ)
ここでまたとつげきさんの実力に疑問符がついてしまいました。
緊張していたのは充分わかりますが。
南1局
ドラ![]()
とつげきさんが
をポンして![]()
1500点テンパイ。
そこへ市川プロがリーチ。
私的にはここが凄く楽しみでした。
リーチを受けてとつげきさんがどう対応するのか、と。
とつげき流押し引きが見れる、と。
一発目は現物ツモ切り(チッw)
そして市川プロが
一発ツモ。
3000-6000(リーチ一発ツモタンヤオチートイツ)。
うーん。とつげきさんの対応がもうちょっと見たかったなぁ。
南2局
ドラ![]()
吉田プロ 4巡目ドラ切りリーチ。
一発ツモで1000-2000(リーチ一発ツモ)
めちゃめちゃ力入ったツモ。ちょっと叩きつけすぎな気も。
鈴木プロがちょっと笑ってました。(何に対してかわかりませんが)
南3局
鈴木プロがダマで2000-4000(ツモダブ南三暗刻、たしか)
南4局
東家 鈴木 46100
南家 とつげき 11200
西家 市川 25900
北家 吉田 36800
とつげきさんは3着までハネマンツモ、満貫直撃条件。
12巡目とつげきさんがリーチ(たしか)
![]()
のリーチドラ1 (たしか)
これどうすんだろ?
結局吉田プロが2000-4000ツモ。(役忘れました。
暗刻)
吉田プロの条件が5200直撃か満貫ツモ。
で、とつげきさんの現張りでダマ。
この局も色々聞きたかったんですが、検証されませんでした。(私がシャイなせいでw)
1半荘目結果
吉田 +45.8
鈴木 +22.1
市川 -16.1
とつげき -51.8
2半荘目はまた明日!
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コメント
これさ、あんた、要はとつげき東北が大したこと無いって言いたいだけだろ。
投稿者: もんた | 2008年08月05日 06:19
>もんたさん
そんなことないですよ。
この公開対局はかなり注目を集めていましたので、観戦にこれない方のために、対局の様子をありのままにお伝えするのが目的でした。
凸さんとは、理想さんのラジオでお話もさせていただきましたが、当時の状況をよく表現されている、とおっしゃっていましたよ。
投稿者: taroo | 2008年08月07日 00:59